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OMソーラーの建築

掲載雑誌

 

建築設計資料 OMソーラーの建築

「以下、「建築設計資料:OMソーラーの建築」(建築資料研究社)2005年3月より抜粋

OMソーラーの建築 松の実保育園

松の実保育園
滋賀県大津市高砂町
設計=エーアンドシー+施設計画・建築工房
施工=ツキデ工務店,松井工業

OMソーラーの建築 松の実保育園01

OMソーラーの建築 松の実保育園02

OMソーラーの建築 松の実保育園03

OMソーラーの建築 松の実保育園04

OMソーラーの建築 松の実保育園05

OMソーラーの建築 松の実保育園06

OMソーラーの建築 松の実保育園07

OMソーラーの建築 松の実保育園08

名家の倉を移築した本館棟(地域交流・子育て支援)と、 OMソーラーを採用した乳児棟・幼児棟を分散配置する (中略) 保育園は、門を入った所から園庭も含めて保育の場と考え、それぞれに意味づけが必要である。  本計画では本館棟・乳児棟・幼児棟と三つの棟に分散し、園庭を中央に東側を琵琶湖方面に開き、西側に本館棟、北側に乳児棟、南側に幼児棟を配置している。  本館棟は、奈良の室町時代から続く名家の2間半の8間という100年前の蔵を譲っていただき、解体移築しそれを音楽ホールとして、周辺に食堂・調理室・玄関ホールを配置し、玄関の戸には蔵の戸を、玄関ホール土間の上框は蔵の赤松の柱を利用、玄関ホールにはサロンがあり、保護者や地域の人びとがコーヒーを飲みながら話しのできる場所になっている。  乳児棟・幼児棟には、NEDOの補助金をいただきOMソーラーを導入した。 (中略) 仕上材は漆喰、珪藻土、杉、北欧パインのフローリングと自然材を使用している。門を入って正面の建物(タンポポハウス)の屋根はタンポポや雑草が生えている。  本館棟は100年前の瓦を使用し南蛮漆喰で葺き、幼児棟・乳児棟はOMソーラーシステムの屋根となっている。OMは常に外気を取り入れた床暖房で身体の弱い子ども、アレルギーを持っている子どもには室内環境が良いと思う。春・夏・秋にはお湯採りをし、どろんこ遊びの子どもが円形ジャグジー風呂に入ったり足洗い場にも湯を出して利用し、冬の朝は保育室に一番早く来ても保育室が暖かく、子ども・保護者・保育士に喜ばれている。外部のサッシュはペアガラスを使用している。 (エーアンドシー:松井 俊)