大文字を望む静かな住宅街に、ご夫婦と2人のお子様が暮らす2階建て37坪の家が完成しました。
家族が思い思いに過ごせる開放的な家にしたいというご希望に応え、26帖のLDKには、リビングを畳床にし大きな吹抜けを設けました。
造作ソファのある土間空間は、将来、薪ストーブを置くことも出来ます。
キッチンは、家の中心に配置し、正面にダイニングと大きなデッキや植栽が見えます。
構造材は吉野杉、吉野桧を熟練の大工が手刻みし、床は桜、内壁には調湿性の高い湯布珪藻土を使用しています。
パッシブソーラー「そよ換気」により、夏は2階の熱気を排気し、冬は太陽熱を取り入れて家全体を暖めます。
この建物は京都の北白川の閑静な住宅地の中に建ちます。
大きな庇を付けた玄関
玄関の壁は、漆喰仕上げ
多くの人が集えるようにと26畳の広さのLDK。居間の一部は畳敷きです。
より開放的にしたいとの希望にこたえ大きな吹抜けを設けました。
階段下に設けたパソコンコナーと物入れ。
LDKの東端には造作ソファのある屋内土間があり、将来薪ストーブを設置する予定です。
キッチンからウッドデッキを介して築山がある庭を眺めることができます。
作り付けの食器棚
玄関にもつながる洗面・脱衣室にも十分な収納スペースを設けました。
室内干しも十分できる広い2階の階段ホール
移動式家具で間仕切ることができる子供部屋
吹抜けに設けたキャットウォークにつながる主寝室、収納もたっぷり
スロープから屋内土間に、キッチンの勝手口から屋根のあるサービスヤードにつながります。
キッチンとつながるサービスヤード
2階の広いベランダからは、新緑がまぶしい東山が望めます。
そして何と「大文字」が手に取るように!
お盆の「五山送り火」は、ベランダはさぞかしい賑わうことでしょう。